御室流華道 「杜若会」

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 御室流華道 「杜若会」 (男性のいけばな講座)

浜松市茶室松韻亭さんと御室流華道教授・湖風斉裕心先生の企画による男性のいけばな講座。



「御室流」

 世界遺産に登録されている日本の古都、京都洛西の名刹仁和寺という寺院に伝えられている華道(いけばな)の流派です。
古くは仁和寺創建当時(平安時代)より仏前に御供えする供華として、挿花の渕源を知ることができます。
中世にあっては世間の名匠、技芸練達者に称号(法橋、法眼、法印)を授与し、華道はじめ技術の発展に寄与してきました。
いけばな人(花道家)も勿論この例にもれず、近世になってはこの称号を授与された花道家が集まり御室流をささえることになり、今日の隆盛をみるにいたっています。
その流風は伝花といわれる古典花(生花)の技法を伝承すると共に、時代に調和する現代感覚あふれる盛花、投入花の花矩(挿花、いけ方)を探求し、更には既成概念にとらわれず自由ないけ花の表現への道をも開き、豊かな感性の涵養をめざし、次代にいけ花の美しさと、いけ花を求める心を継承していくことを目的とした流派が御室流です。



:今日の花材=生花/蒲


:私の花材=蒲 


:お菓子=浜松「梅屋さん」 麩餅


:今日のお軸=雲收山岳青(くも おさまりて さんがく あおし)
「雲が収まって青々とした山が見えてきた。自然の快い光景を詠ったものであるが、山を仏性に、雲を煩悩になぞらえ、煩悩が消えて仏性が明らかになった悟りの境地をあらわしている」と解されます。



◆画像一番上が私の作品 三番目の画像は裕心先生の作品(他の作品はタイミングが合わず撮れませんでした)
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