秋葉神社 武田家・井伊家 

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 「秋葉神社 武田家・井伊家」

 7月2日(土)、浜松市中区秋葉神社にて行われた武田家旧温会様の行事に参加。
今回はなんと武田家16世当主武田邦信様と井伊家18代当主井伊直岳様が初の体面をする日との事。

 そして、この秋葉神社。実は約400年前に戦国大名としての武田家が滅んだ後、家康公に仕えることとなった800名以上の武田家旧臣が、署名・血判し、家康公への忠誠を誓ったという「信玄衆誓詞」(しんげんしゅうせいし)がある。
ただ、原本は第二次世界大戦の浜松大空襲で焼失。昨年の家康公没後400年に合わせ国立公文書館所蔵の写しを書き写しこの秋葉神社に奉納された。
ちなみに、その800名の約一割弱の武田家旧臣が井伊直政公の配下になったのです。

またこの日は、両御当主と武田家旧温会24名が秋葉神社に正式参拝し、記念撮影をしたり「信玄衆誓詞」をご覧になり語らいだりした。

 そして今一つ。この秋葉神社には、井伊直政公とともに「井伊の赤備え」を結成した武田家旧臣が小牧・長久手の戦いに出陣する際、血判状を奉納したとも伝えられている。
 
 頼 山陽の一句
  「公(家康)天下を取る、大坂に非らずして関ヶ原に在り、関ヶ原に非らずして小牧の役に在り」

 小牧・長久手の戦い。この歴史的にも重要な戦いに、井伊直政公そしてその赤備えの軍には武田家旧臣の活躍があったという事。
それを思えばさらに、今日この日がまた一段と貴重な日に思えてくるのですが。私だけでしょうか。


 


























※井伊直岳さんと少しだけお話をさせて頂きました。ありがとうございました。