平成29年 川中島合戦戦国絵巻

カテゴリー │遠州鎧仁會

『 川中島合戦戦国絵巻 』

山梨県笛吹市
平成29年4月16日

遠州鎧仁會4名。
川中島合戦戦国絵巻・演出部隊にて
無事、お役目を果たすことができました。
演出部隊の皆様。関係者の皆様。
大変お疲れ様でした。
ありがとうございました。



人は城、人は石垣、人は堀、
情けは味方、
仇は敵なり。

=武田信玄=








































































































 

牛久保八幡社 弓祭り

カテゴリー │おとなの弓日/流派弓術の継承


 「牛久保八幡社 弓祭り」 愛知県豊川市

  本日は、愛知県豊川市で開催された牛久保八幡社・弓祭りに参加。
金的は名古屋市から参加の渡邉さんが見事射ぬかれた。
私も実際にその光景を目の当たりにしたのだが、あの一寸八分(約5.5㎝)の小さな的を射抜くというのは、思わず声にだしてしまうほどのある種の驚きと感動があるものである。
 ※金的を射抜くというのは、一生に一度、あるかないかの事なのである。

 また、私はというと、金的の後に行われる3番的(5寸8分)を射抜き、褒美を頂いて参りました。

 今週末は、この雨により色々と予定が変わってしまいましたが、終わりよければすべて良しとし、
またの週末に繋げたいと思います。

 本日牛久保八幡社にお集まりの皆様。お疲れさまでした。
また、大変お世話になりありがとうございました。

 最後に・・・。二朗さん。お誘い下さりありがとうございました。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願いいたします。



 画像は、お祭り弓の説明をまじえながら掲載。下記、弓祭りより参考。

詳しくはコチラをごご下さい。
 弓祭りhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~fes/setumei.htm


 戦国時代に徳川家康の予備軍として、 百姓、町人が弓を引くことを許可されたこの地域は江戸時代から「勧進的」という射会が神社仏閣において開催されてきました。
当時は庶民の大きな娯楽のひとつだったようです。










八幡様に参拝


 お祭り弓とは、神社を中心とするその村落共同体の五穀豊穣、村中安全、無病息災を願う祭礼に際し、金的を射止めることにより、その厄難を取り除くことにあります。
この地域の多くの神社境内には、弓の稽古に欠かせない矢場があり、日置流雪荷派、日置流印西派、大和流など、其々の矢場の師匠が代々継承し、その流儀にそって弟子を育ててきました。
祭礼の朝「お祭り弓」が行われることになります。








 「矢代振り」
 矢代振りとは、参加する弓士全員の矢代矢を背中に背負い、一本ずつ矢代枕の上に順番に並べ、弓を引く順番(矢順)を決める儀式です。
矢代矢とは各流派の門人が一人前の弓士であると認められた際に、師匠から授かる飾り羽根の付いた矢尻のない矢で、その流派、師匠の名前、弟子本人の名前が書かれた紙が矢の先に小さく巻かれ、これが身分証明になり、どこのお祭り弓に参加することも可能となる。
いわば通行手形兼身分証明書の替わりです。




 こちらの公文(矢場の師匠)、山本さん。 字が上手です。






 「金的」
 直径一寸八分の金的の裏には「鬼」という文字が刻まれ、悪霊とか災いを象徴的にあらわしています。
金色をしているために的が立派と思われがちだが実際には鬼の化身です。 
金的を射止めなければ厄払いが済まないという理由から山車や行列が、神社の境内から出られず、祭礼が始まらないといった事態も、昔は起こったそうです。
金的はあくまで鬼の化身であるため、一度かけた的には決して手を触れてはならないと言い伝えられています。

 普通の的の場合、的を射抜いてはじめて的中だが、金的は射抜かなくても、かすって傷が付いたり、的が動いて落ちたりした場合でも的中とみなされます。
又、塵払(じんぱ)と呼ばれる一度地上に落ちた矢でも構わないとされます。
そのため、串を使わずお奥行きの深い的をしっかり埋め込むようにかけることが必要とされ、金的の上には眉毛を模した杉などの小枝が掛けられ、御弊で囲われます。

 古老たちは今でも、的の上をトサカ、的の下を喉という言い方をすることがあります。
金的はあくまで神事であり、競技のための的ではないと考えられています。















 金的中をされた、渡邉信久さん(向・左端)





 この画像は、3番的の結果。
金的が落ちた後には3番的(5寸8分)がかけられます。
甲矢、乙矢、一手引くことができ、的中者には公文と呼ばれる主催者から褒美が出ます。

「矢代打ち」という伝統的な作法に従い行われます。



 金的、3番的の後もいくつかの的がかけられ褒美も用意されます。











 射止められた矢の刺さったままの的は神社の本殿で、神官によるお祓いの後、祝的(しゅうてき)といわれる矢を抜く儀式が行なわれ、金的を射止めた者には主催者である神社から、額代と呼ばれる報奨金と褒美が出ます。
この額代で翌年の祭礼に、何流の、誰の門人であるのか書かれた本人の名前の入った的中額を奉納し、神社の境内に長く掛けられることになります。
これは弓引きにとって大変名誉なことです。
通常、的中額を奉納し神社にかける事のできるのは、正規に伝わる師匠と、その門人に限られます。
 又、競技会や観光協会などが主催する射会などの金的は、余興的といわれ、神事的とは区別されています。



 昨年金的中をされた渡邉二朗さん(私・後方)。 左隣は公文(師匠)の山本良輔さん。


 他の神社に飾られた奉納額 古いものもある













「若葉祭」(うなごうじ祭)
 天下の奇祭/愛知県無形民俗文化財

 若葉祭は、毎年4月8日に近い日曜日とその前日に行われる、牛久保八幡社の例大祭です。
天王社にある獅子頭を八幡社に奉納する神輿渡御の行列が主体であり、
土曜の宵祭にお迎えして、日曜の本祭にお送りします。

 詳細はコチラ⇒ 若葉祭とは https://www.unagoji.com/



















 

第61回 静岡まつり 2017年

カテゴリー │遠州鎧仁會

第61回 静岡まつり 2017年

  4月1日(土) この日も生憎のお天気模様からの始まりとなった。
無論、数日前からこの事はわかってはいた。だが何故か中止になるような気もなく駿府に向かった。
もちろんお天気への対策もなく漠然と向かったわけではない。
鎧仁會・静岡まつり担当者とも対策は考えていての事である。

 私は今回も思った事がある。雨が降るだろうとは思った。
雨は確かに嫌な事である。甲冑や時代衣装はなおさらのこと。大振りは絶対にダメ。
けど少々の雨であれば今日がいい。 私の都合である。
何故なら、今日なら6人。雨で流れて明日晴れても人数は3人になってしまう。

 人間は自然には勝てない。操作もできない。
けど少々の雨でも仲間がいればそれなりに楽しいものなのだ。
だったら今日。 そう思って駿府に向かった。

 けどね。やっぱ行ってよかった。
結果オーライの事ではありますがね。

 そして、仲間がいる。
誰一人文句も言わずに前向きである。笑

 けど仲間だけではなかったです。
タクシーの女性ドライバーさん。目的地の静岡駅はほど近い距離ではあったが笑顔で送ってくれた。
駅では私たちと同様、静岡まつりを楽しみに出向いてくださいましたお客様ともお話ができました。

 行列の道中ご苦労様と声をかけてくれた商店街の方々。ありがたいです。

 駿府城でも同様です。 私ね。また思ったのですが、駿府の地元の方々は優しいです。
品が良いというか。何だろう、ちょっとお話すると必ずご苦労様って言ってくれるのです。
労をわかってくれるというか、労いのお言葉を必ずかけてくれる。

 坤櫓のスタッフさんもそう。私たちに会いに来てくれるお客さんもそう。
静岡駅から追っかけてきてくれたお客さんもそう。
だから、他県の方々も、外国の方々もすべて、色んな皆さんにお会いできホントよかったです。

 ここで私が言えること。そのすべての方に、私たちの方こそ、 
「雨の中ご苦労様でした。」「皆さんのお陰で様で私達こそ楽しい一日を過ごすことができました。」
「皆様、本当にありがとうございました。」

 次回、また駿府でお会いいたしましょう。
駿府以外で私たちをお見かけましたら、是非お声をおかけ下さい。



以下、画像は!

① JR静岡駅にて、パンフレット配布
② 静岡まつり登城行列に合流⇒駿府城へ
③ 巽櫓、坤櫓にてお持て成し
④ 番傘VS刀傘
⑤ 駿府城お持て成し散策
⑥ コスプレイヤーさんも多くみうけられました
⑦ 大御所花見行列見学  
大御所役/1日=ロンドンブーツ田村 亮さん 2日=国広富之さん






































































 番傘 VS 刀傘 !(^^)!



















































タクシーの運転手さん  親切でとてもいい方でした














 このお蕎麦屋さん。超お勧めです。
何がって!? 美味しい。そして何といっても接客と対応が素晴らしい。

蕎麦屋八兵衛さん
静岡県 静岡市駿河区 小黒 1-7-14 ドミ-ルビル 1F
054-284-1331