遠江・日置③ 静岡県明治銅版画風景集

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遠江国日置流はどこへ③


『静岡県明治銅版画風景集』

 これは、明治時代25年(1892年)に発行されたもので静岡県各地域の神社、小学校、名望家や農・工・商家を中心にて周囲の山河、田畑、市街、馬車、通行人など詳細に368箇所もの風景が収録されている。
また、絵は高所から描くいわゆる鳥瞰図、やや誇張気味ではあるが精密に描かれていることは、飛行機や現代のようにドローンのない時代を考えると驚くべき技と言える。
正式名称は「日本博覧図静岡県初版」とのこと。

 そして私にとって重要なことは、このいくつかの銅版画の中に、矢場があり、垜(あづち)があり、弓を引く者がいるということである。

 浜松市中央図書館の鈴木正之先生。
この本を教えて下さり感謝です。
行ってみます。金刀比羅神社。蒲神明宮へ。



「銅版画 とは・・。」
 銅版画の名称は、版の材料に銅板が使われることから名付けられました。
銅という金属は適度な粘りがあり、きめ細かく精密な細工に適しています。
もっとも古くから行われた銅版画の技法はビュラン彫り(エングレービング・engraving)という技法で直接版を彫刻していました。この彫刻に銅という素材はたいへん適していたと考えられます。
銅版画は基本的に銅版に凹部を作り、その凹部にインクを詰め紙などに刷り取り形象を表現します。この版の形式から銅版画は凹版画(インタリオ・intaglio)とも呼ばれています。



遠江・日置③ 静岡県明治銅版画風景集

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