第30回 峠の国盗り綱引き合戦 2016年

カテゴリー │遠州鎧仁會

 「第30回峠の国盗り綱引き合戦」

 本日、静岡県と長野県の県境にある兵越峠で、第30回を数える峠の国盗り綱引き合戦が開催された。

 この綱引き合戦は、浜松市天竜区水窪町の「遠州軍」と長野県飯田市南信濃の「信州軍」が国境(県境)をかけて綱引き対決をするイベントで、旧水窪町と旧南信濃村の商工会青年部による地域おこしの一環として昭和62年に始まり、今年で30回目を迎える節目の大会となりました。
ご存知の通り、29回までの戦績は、遠州軍が13勝16敗…。現在は、国境が3メートル分浜松市側に押し込まれています。


 ここで簡単にルール説明。

試合は10人対10人で3本勝負を行い2本先取で勝利となる。
1回目と2回目を制限時間2分間でそれぞれ行うが、必ず10人のうち1人以上を女性選手で構成しなければならない。
3回目は制限時間なしで女性選手を出場させなくてもよい。

 そして、本戦。 今回は拮抗していた。
行司の合図で綱を引き合う。ここまで相手陣内に引き込まれることが多かった遠州軍が、な、なんと中央線よりわずか10cmほど引き込まれた位置につけ踏ん張る。 まだ踏ん張る。 おーっ、今度は引き込む。 あーーっと、引き込まれる! まだ10cm。 あぁーっと15cm。うゎーー、頑張れ、頑張れ! うぅーー、タイムアップ。 (ーー;)

 と言ったことで2回戦目を戦うが、1回戦と同じく大きく引き込まれることはなかったが、わずか10cm差ほどで敗れてしまった。

 ただ、今回の遠州軍。敗れはしたが私としては選手や選手間の雰囲気は悪くはないと感じていた。
現に2回戦ともわずか10~15cmで敗れたのみ。2分の間に自陣に引き込まれ敗れたのではないのだ。
つまり勝利への手応えはあると感じたのではないかと思う。

 ただ、もう一つ。綱引きの10cmは私が思うほど短くはないのだと言う。たがが10cm。されど10cm。と言うことなのであろう。
スポーツの10cmや、1秒って。とてつもなく長く、そして速いってことなのでしょうね。
だからこそ面白いのでしょう。

 また来年。私達はこの両者を応援しに、兵越峠を目指します。
選手の皆様。本日も大変お疲れさまでした。 そして、関係者の皆様。ご苦労様でした。
皆皆様には今日一日、色々とお世話になり、本当にありがとうございました。















































































































































 

第30回 峠の国盗り綱引き合戦 開催

カテゴリー │遠州鎧仁會

「第30回 峠の国盗り綱引き合戦」

2014年サントリー地域文化賞受賞

「切なる祈りをユーモアに託して真剣勝負」

平成28年度は10月23日(日)開催



静岡と長野の県境をかけて、
紅葉の兵越峠で「峠の国盗り綱引き合戦」が行われます。
信州軍は飯田市南信濃、遠州軍は静岡県浜松市水窪町から、
両市の商工会青年部の精鋭が対戦し、
勝った方が1メートル県境を相手方に移動できます。
ユニークな村おこし行事として、全国的にも有名になったお祭りです。

■場所/兵越峠(ヒョー越峠)

詳細情報

http://www.tohyamago.com/event/tunahiki/




























































 

第28回 国宝松本城古式砲術演武会 2016年

カテゴリー │遠州鎧仁會

 「第28回 国宝松本城古式砲術演武会」 

 10月16日(日)、この日は国宝松本城で開催される古式砲術演武会に駿府鉄砲衆として初参加した。
国宝の城だけに入城することですら長蛇の列ができる程の観客数であり、数週間前にはあんなこともあったりした中での演武ではあったが、事故なく無事に演武を終えることができ、兎に角安堵といった心境であった。

 松本城の関係者の皆様。鉄砲隊の皆様。そして駿府鉄砲衆の皆様。
色々とお世話になりありがとうございました。
そして、今後とも宜しくお願いいたします。




 「駿府鉄砲衆」


 火縄銃の歴史と郷土の関わりを研究しつつ古式砲術演武や展示をする研究会として平成12年4月に結成し、静岡県下唯一の団体として現在まで多くの活動を行ってまいりました。大御所徳川家康のお膝元駿府にちなみ駿府鉄砲衆と名づけ歴史的に貴重な文化財である鉄砲を広く知っていただきたく各地で古式砲術演武・展示を行う等、会員19名結束して積極的な活動を行っております。全射手の揃った動きと小気味よいテンポが等隊の見所となっておりますのでその動きと音をお楽しみいただきたいと思います。








































































































 

伊奈本多氏を偲ぶ月見の宴 2016

カテゴリー │遠州鎧仁會おとなの弓日/流派弓術の継承

 「伊奈本多氏をを偲ぶ月見の宴」 愛知県豊川市

 10月15日(土) 愛知県豊川市にて、「徳川三つ葉葵紋発祥ゆかりの地」である伊奈城趾にて「伊奈本多氏をを偲ぶ月見の宴」が開催され、日置流雪荷派の具足弓演武に同行した。
会場では私達日置流具足弓演武の他、伊奈本多氏の供養。ススキの穂がゆれ篝火が灯るなか、伸開太鼓や少年剣道。そして剣詩舞。詩吟や尺八と民謡などが披露された。
 


 「葵の紋」発祥ゆかりの地  伊奈本多家の「立葵」と徳川家の「三つ葉葵」

 伊奈本多家の家紋は「立葵の紋」で、これは「フタバアオイ=二葉葵」という植物を 紋章にしたものである。
この「フタバアオイ」は、京都の賀茂神社の神紋とされていた。
本多家の先祖の 中務光秀が賀茂神社の社職であったことから、「立葵の紋」を本多家の家紋としたと いわれている。
 享禄2年(1529)岡崎城主・松平清康(徳川家康の祖父)は、吉田城(豊橋市)を攻めた。 当時の伊奈城主の本多正忠は、清康軍に参加し, 先陣をきって東門を破り、城を攻め落とした。ついで清康は軍を田原城へ向かわせたが、城主の戸田氏が降伏したので、正忠は直ちに清康を招き伊奈城に凱旋し、祝宴を開いた。
 この祝宴に、正忠は城下の花ヶ池にあった水葵の葉を敷いて酒肴をだしたところ、清康は大そう喜びした。
立葵は正忠の家の門なり、此度の戦に、正忠最初に御方に参て、勝軍しつ、吉例也、賜らんと仰ありて、これより御家紋とはなされたり。
      ―― 「藩翰譜」(新井白石編) ――

 この記述を裏付けるように、岡崎市の随念寺にのこされている清康の肖像画 (岡崎市指定文化財)には、 「立葵の紋」が描かれている。
このように、本多家から松平家の家紋となった「立葵の紋」が、徳川家康の代に 「三つ葉葵の紋」となったと伝えられている。
これが、小坂井町が「葵の紋」 発祥ゆかりの地といわれる由縁である。
      伊奈史跡保存会

               photo by Hideki-H Ritsuko-I "Thanks"



















































































 

刀匠 内田義基

カテゴリー │遠州鎧仁會

   「刀匠 内田義基」

  富士市出身、在住の刀匠・内田義基(よしもと)さんのご紹介



 『Face to Face Talk』 鋼を継ぐもの(はがねをつぐもの)/星野新聞店

 
  Face to Face Talkでは刀匠の内田義基さんをご紹介。
 刀匠(日本刀の刀鍛冶)になるには国家資格が必要で、その数は全国でも300名ほど。
内田さんは厳しい修行を経て認可をうけ、今年4月富士宮に「冨士日本刀鍛錬所」を開設しました。
 真っすぐな視線で日本刀と向き合う内田さんですが、現在の地位にたどりつくまでの道は一本道ではなかったといいます。
憧れ、迷い、挫折、成長……その熱い半生についてお話を伺いました。
インタビュー内容はもちろん、臨場感あふれる写真もあわせてお楽しみください。


 
☆星野新聞堂『Face to Face』公式ウェブサイト
 http://www.shinbundo.com/c_6/
 
☆内田義基さんのインタビュー記事はこちら
 http://www.shinbundo.com/c_6/p_46.html
 
☆『Face to Face』vol.119 PDF版はこちら
 http://www.shinbundo.com/images/2171.pdf




刀鍛冶実演 
 11月13日(日) 富士市西山・西山本門寺にて開催される、第17回信長公黄葉まつりにて内田義基さんによる刀鍛冶実演が行われます
その他、駿府鉄砲衆・火縄銃演武 遠州鎧仁會・お持て成し、武者行列参加、他





今年6月 冨士日本刀鍛錬所にて 内田さん(中央)と撮影





 

日置流合同稽古

カテゴリー │遠州鎧仁會

 「日置流雪荷派合同稽古」

 本日は、今週末豊川市伊奈城趾公園にて開催される「伊奈本多氏を偲ぶ月見の宴」具足弓演武の合同稽古が行われた。
私としては今年5月の具足弓演武への参加ができなかった為、演武参加が今年初となり今日の合同稽古は自分としても感触をつかむいい機会となった。 本番が実に楽しみである。



































 


 

LONESOME DOVE

カテゴリー │騎馬術My Favorite/私の好きなもの


「LONESOME DOVE」 
ロンサム・ダブ

1989年アメリカ ゴールデン・グローブ作品賞 エミー賞7部門受賞
西部劇史上に語り継がれる名作が遂にファン待望のHDマスターで初Blu-ray化!

キャスト: ロバート・デュヴァル トミー・リー・ジョーンズ ダイアン・レイン 他
監督: サイモン・ウィンサー 
原作: ラリー・マクマトリー


 ロンサム・ダブ。製作は1989年のアメリカ。当時のアメリカとしては超破格の制作費30億円を投入し、日本で言えばお正月の特別時代劇、一回1時間30分×4夜連続といったドラマである。
 私は今から22年前、馬の師匠(BOSS)と出会い、と同時にこの作品と出会っている。
BOSSとの出会いもかなりの衝撃ではありましたが、そのBOSSから勧められたこのロンサムダブとの出会いもそれまで観た西部劇とは比較にならないほど感動したことを今でもよく覚えている。
 1本1時間30分だから1日1本を4日のつもりで観だしたら止まらず全部観て朝だった。ってヤツです。
まぁ、とにかく何回観たことか!
 そのロンサムダブが擦り切れたビデオではなくBlu-rayで観られるようになった。
くさい話ではあるが、西部開拓時代の男たちの友情、誇り、生き様、夢。そして別れ。
今観ても。何度観ても。心が熱くなるドラマなのである。






































 これは私。 私のハットは、通称「GUS・HAT/ガス・ハット」 つまり、私の画像の1枚上。主人公のガスが被っているハット。
アメリカのウエスタンハットにはさまざまな形がありますが、有名な物になるとハットにも名があるものもあります。
※私のはブリム(ツバ)をフラットにしてあります。



 

系譜

カテゴリー │My Favorite/私の好きなもの


 「系譜」


 前々から知りたいと思っていたことがあった。
そんなことあまり関係ない。要は自分なのだ。とも。
  されど・・・。
 とあるきっかけを期に調べてみることにした。



 「何故、今の私が私なのか」

 ・宿命 変えられないもの 運命を支える土台
 ・運命 変えられるもの  出会い・選択・挑戦・変化・夢


 私の出生地は静岡県浜松市元城町100番地。今現在の浜松城天守閣より東に250mに位置する。
その昔、德川家康が浜松に城を構えた時代においてはその城の城内であった。
私は今でこそ甲冑が当たり前ともなり地元ではそのような活動をさせていただいているが、10年も遡れば甲冑や歴史など、縁もゆかりもない人間であった。
無論、その昔の城内が自分の生まれた場所に位置すると知った事もこの活動を始めてからである。

 そして系譜。
あるとき叔母に伊藤家(父方)の先祖は山梨と岡崎に関係があるみたいよと聞く。
流し、流され来ていたが今回調べてみた。
結果、なるほどと思った。不思議なことだとも感じた。
遡る先祖の宿命と運命の連鎖の一部がここに生まれ、こういう活動をしているのかと。他愛のないことではあるが。

 今後は各地に出向きその土地で先のことを調べてみたいと思う。
 



「原田廣兵衛 ~ 伊藤賀一」


原田廣兵衛 山梨県西八代郡 大河内村参百貮番地
         ※河内村(おおこうちむら)は山梨県西八代郡にあった村。
           現在の南巨摩郡身延町南東部、富士川左岸にあたる。

原田源吉 弘化元年

原田千吉 元治元年(妻・伊藤せ記 明治三年)

伊藤定治 大正二年 十一月十六日

伊藤次郎 昭和14年2月18日

伊藤賀一 昭和40年2月8日 浜松市元城町100番地生
      ※2月8日は、德川家康の次男結城秀康(松平秀康)と同じである。



「伊奈安蔵 ~ 伊藤賀一」


伊奈安蔵 愛知県額田郡岡崎町大字中字番町六番地
       ※現在の岡崎市役所よりやや北西

伊奈榮七 嘉永四年

伊奈東一郎 明治十五年

伊奈きよ子 大正二年二月十〇日(夫・伊藤定治)

伊藤次郎 昭和14年2月18日

伊藤賀一 昭和40年2月8日 浜松市元城町100番地生




「大須賀孫右ェ門 ~ 伊藤賀一」


大須賀孫右ェ門 

ちそ 安政二年(夫・中山勘右ェ門 弘化三年)
          愛知県額田郡(男川村大字)小美村四番戸 
          ※現在の岡崎市役所付近に位置する

まち 明治二◯年(夫・伊奈東一郎 明治十五年)

伊奈きよ子 大正二年二月十〇日(夫・伊藤定治) 

伊藤次郎 昭和14年2月18日

伊藤賀一 昭和40年2月8日 浜松市元城町100番地生





















 

御室流華道 「杜若会」 

カテゴリー │杜若会(華道)

御室流華道 「杜若会」 (男性のいけばな講座)

浜松市茶室松韻亭さんと御室流華道教授・湖風斉裕心先生の企画による男性のいけばな講座。



「御室流」
 世界遺産に登録されている日本の古都、京都洛西の名刹仁和寺という寺院に伝えられている華道(いけばな)の流派です。
古くは仁和寺創建当時(平安時代)より仏前に御供えする供華として、挿花の渕源を知ることができます。
中世にあっては世間の名匠、技芸練達者に称号(法橋、法眼、法印)を授与し、華道はじめ技術の発展に寄与してきました。
いけばな人(花道家)も勿論この例にもれず、近世になってはこの称号を授与された花道家が集まり御室流をささえることになり、今日の隆盛をみるにいたっています。
その流風は伝花といわれる古典花(生花)の技法を伝承すると共に、時代に調和する現代感覚あふれる盛花、投入花の花矩(挿花、いけ方)を探求し、更には既成概念にとらわれず自由ないけ花の表現への道をも開き、豊かな感性の涵養をめざし、次代にいけ花の美しさと、いけ花を求める心を継承していくことを目的とした流派が御室流です。



:今日の花材
=生花/ハラン(葉蘭) 
          盛花/エニシダ、ホトトギス、薔薇、アンスリウム他


:私の花材
=生花/ハラン(葉蘭)  盛花/エニシダ、ホトトギス、薔薇


:お菓子=たこまん 大砂丘


:今日のお軸
=秋山風月清(しゅうざんふうげつきよし)
           秋の山は風も月も清らかに澄み渡っている どこもでも透明な独脱の世界













 9月22日に行われた裕心先生のK-tokuanオープニングレセプションパーティーでのショット