2019年11月17日23:33
浜背負い祭り(はましょいまつり)≫
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『浜背負い祭り』(はましょいまつり)
浜松市天竜区佐久間町
令和1年11月17日
「浜背負い祭り」
浜背負い祭りとは、かつて天竜川の港町として栄えた浜松市天竜区佐久間町山香地区の舟運、陸運の歴史を後世に伝えるお祭り。
信州街道「塩の道」の結節点でもあった同地区では、江戸時代ごろから昭和初期ごろまで、住民が陸に上がった生活物資を背負子(しょいこ)に縛り、「浜」と呼ぶ船着き場から塩の道の急坂(長さ約900メートル)を登って荷継ぎ場の明光寺峠までを運ぶ「浜背負い」の仕事があった。祭りでは伝統の神楽舞を先頭に、かさをかぶった男衆や背負子にもんぺ姿の女衆が商店街を練り歩く。
「地域の歴史や特色を伝える貴重な行事がなくなっていくのは寂しい」
その浜背負い祭りも今年で最後。
開催当初は市街地からの見物人などで通りが埋め尽くされたが、最近は来場者がまばらで専ら地域の祭りになった。
地区の人口も当初の半分に満たない約400人に減少。高齢化率は約70%で、実行委員会の会員約30人の大半が70〜80代。若者も仕事を求めて地区を出るため、準備や運営、継承が困難になった。

























浜松市天竜区佐久間町
令和1年11月17日
「浜背負い祭り」
浜背負い祭りとは、かつて天竜川の港町として栄えた浜松市天竜区佐久間町山香地区の舟運、陸運の歴史を後世に伝えるお祭り。
信州街道「塩の道」の結節点でもあった同地区では、江戸時代ごろから昭和初期ごろまで、住民が陸に上がった生活物資を背負子(しょいこ)に縛り、「浜」と呼ぶ船着き場から塩の道の急坂(長さ約900メートル)を登って荷継ぎ場の明光寺峠までを運ぶ「浜背負い」の仕事があった。祭りでは伝統の神楽舞を先頭に、かさをかぶった男衆や背負子にもんぺ姿の女衆が商店街を練り歩く。
「地域の歴史や特色を伝える貴重な行事がなくなっていくのは寂しい」
その浜背負い祭りも今年で最後。
開催当初は市街地からの見物人などで通りが埋め尽くされたが、最近は来場者がまばらで専ら地域の祭りになった。
地区の人口も当初の半分に満たない約400人に減少。高齢化率は約70%で、実行委員会の会員約30人の大半が70〜80代。若者も仕事を求めて地区を出るため、準備や運営、継承が困難になった。

























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