平成30年 高天神社例大祭

カテゴリー │遠州鎧仁會

『高天神社例大祭』


平成30年3月25日(日)
場所/高天神城跡(静岡県掛川市上土方嶺向3136)


◆神事御案内
神楽奉納10時30分/献茶式11時/修抜式13時30分/
遷幸式14時/還霊式14時30分/還幸式16時

◆駿府古式火縄銃演武12時~12時30分
場所/高天神城跡 搦手門入口付近

◆遠州鎧仁會お持て成し 13時30分~



『高天神社例大祭』

 高天神社は、高天神城跡にあり、かつての高天神城を守護する神社でした。
この祭礼は、東峰にあった神社を西峰に移したことに始まり、1年に1回、3月最終日曜日に東峰の社(元宮)に神様が里帰りされる行事として行われます。祭礼は桜の見ごろと重なることもあり、毎年多くの見物人でにぎわいます。
また、高天神城は、駿河・甲斐の武田氏と三河・遠江の徳川氏の領土争いで、戦国末期の激しい攻防が繰り返された場所です。その攻防で重要だった火縄銃の演武も見応えがあります。



『高天神城を制する者は遠江を制する』

 高天神城は室町時代、駿河の今川氏が遠江侵攻の拠点として築いたとされ戦国時代には駿河・遠江をめぐる武田氏、徳川氏の激しい攻防の舞台となりました。元亀2年(1571年)には、武田信玄が徳川方となった高天神城を攻めており、このときは大規模な戦闘は行われませんでした。
 天正2年(1574年)5月には、信玄の息子勝頼が高天神城に攻め寄せ、徳川方の城主・小笠原与八郎長忠(氏助)は、一ヶ月程の籠城と激しい戦闘の末、開城し武田方に降っています。
天正3年(1581年)5月の長篠の戦い以降、勢力が衰えた武田氏は高天神城を支えきれず天正9年(1581年)3月22日、ついに落城しました。

平成30年 高天神社例大祭





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