第10回 静岡文化芸術大学 特別公開講座 「薪能」

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第10回 静岡文化芸術大学 特別公開講座 「薪能」

第三夜 能 「望月」 狂言「蝸牛」
 日時 10月7日(木)開場17:30 開演18:00
 会場 静岡文化芸術大学 出会いの広場(雨天時 本学講堂)
 能 「望月」

 <能> 「望月」 
 安田荘司友治が望月に殺され、安田荘司友治の妻と子である花若は流浪していた。
 近江国守山で甲屋という宿に泊まると、宿の亭主は昔の家来の小沢刑部友房だった。
 再会を喜ぶところに、なんと偶然敵の望月が宿をとる。小沢は望月を打つための計略を立てる。
 母を盲御前に仕立て、花若に手を引かせて望月の座敷へ連れて行き、望月に酒を飲ませる。
 母に曽我兄弟の仇討ちの物語を謡わせ、花若は八撥を打ち、小沢も獅子舞を舞う。
 そして望月の隙を見て…

 <狂言> 「蝸牛」 
 何某は祖父に蝸牛を進上しようと、太郎冠者に蝸牛の特徴を教えて取りに行かせる。
 太郎が藪に入ると、山伏に出くわす。山伏は太郎をなぶり者にしようと蝸牛になりすます。
 太郎はぜひ家に来るよう頼む。太郎を囃させ山伏は浮かれて舞いながら同行する。
 それを見た主人は「売僧(=インチキ坊主)だ」と太郎に言うが、山伏は法力を使って主人にも囃させる。


薪能(たきぎのう)は、主として夏場の夜間、能楽堂、
もしくは野外に臨時に設置された能舞台の周囲にかがり火を焚いて、
その中で特に選ばれた演目を演じる能。
「薪の宴の能」の意。起源は平安時代中期にまで遡り、奈良の興福寺で催されたものが最初だという。
興福寺では、現在5月の11日、12日に薪能が行われている。
ただし興福寺では薪御能(たきぎおのう)と呼ぶ。
また、薪御能の源流はあくまで神事・仏事の神聖な儀式であり、野外で薪を燃やせば薪能になるのではないとしている。

現在、各地の神社仏閣(日前神宮・国懸神宮、平安神宮、長田神社、増上寺、神田明神、生国魂神社など)や庭園(大阪城西の丸庭園、新宿御苑など)で催されている。


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