この本・この人  作家 伊東潤さん

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 「この本・この人」

 
 「城を噛ませた男」 作家 伊東潤さんこの本・この人  作家 伊東潤さん

 戦国末期の関東地方を主な舞台にした短篇集。
名だたる武将だけでなく、伊豆の鯨漁師や武家出身の尼僧など、多彩な立場の人に焦点をあてる五編で、戦乱の世を生きるための知識と戦術を描く。
強い諸侯に挟まれた弱小勢力が「全方位土下座外交」に活路を見い出すなど、興味をそそる奇策が各編に登場する。
 先日選考会が開かれた第46回直木賞の候補に挙がった。関東武士はこれまの戦国ものの小説ではあまり描かれてこなかったテーマで、受賞は逃したもののその独創性は選考委員も高く評価した。
自身は元外資系企業の営業マン。フリーでコンサルタント業をしていた経験もある。41歳のある日、静岡・三島の山中城を訪れたことをきっかけに、小説を書き始めた。
「この辺りであった合戦のことはほとんど小説にされていなかった。自分で書き残したくなった」。
中学生の頃から夢中で読んだと言う司馬遼太郎作品などでリズムを体得していたのか、あっという間に一編が仕上がった。デビュー以来、興味深い歴史秘話をふんだんに盛り込んだ短編を得意とする。
 ネタ探しの秘訣について「効率よく史料にあたるためのビジネスモデルを確立したんです。
それはインターネットでの歴史マニアの仲間をつくり、情報提供を呼び掛けるというものだ。
現在約30人いる仲間の中には、一緒に城巡りをする人もいれば、ネット上のやりとりだけで顔も知らない人もいる。
史料のありかを教わるだけでなく、その場でストーリー展開のアイデアが生まれることもあるという。
 自前の甲冑があり、全国各地の戦国時代にちなんだお祭りに武将姿で参加するのが趣味。
昨秋は、浜松市の「浜松出世城まつり」にて「合戦絵巻・三方ヶ原の戦い」に参加、体験してきた。
「実際に歩いた者だけに分かる感覚も、小説に生かしています」 (中日新聞記事より)この本・この人  作家 伊東潤さん


「主な作品」
・戦国関東血風録 北条氏照修羅往道
・悲雲山中城 戦国関東血風録外伝
・武田家滅亡 
・北条氏照 秀吉に挑んだ義将
・天下人の失敗学 すべての人間は4つの性格に分類できる
・戦国関東史と御館の乱 上杉景虎敗北の歴史的意味とは?
・『武士の王・平清盛 改革者の夢と挫折』 
・城を噛ませた男  


 上記にあるように、この伊東さんは「合戦絵巻・三方ヶ原の戦い」に参加していただいた一人なのです。
下記、合戦絵巻画像の私(信玄公役)の向かって右隣が伊東さん。
 武田軍の陣場奉行を務めた知将、原隼人佑昌胤(はらはやとのすけまさたね)を貫禄のある出で立ちで努めていただきました。


この本・この人  作家 伊東潤さん
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この本・この人  作家 伊東潤さん
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この記事へのコメント
…とすべきでしょうね。まあ、いいか。
こう言う伊東さんのクールな所、僕は大好きです。

 挨拶が遅れてすいません。
伊東さんコメントありがとうございます。
それから、その節は本当にお世話になりありがとうございました。
 4月か、5月!? 
またお会いできる事を楽しみにしております。


          伊藤







  
Posted by oniyanmaoniyanma at 2012年01月30日 21:16
お取り上げいただき、ありがとうございます。
まだ記事は見ていませんが、だいたいそんなところですね。
「歩いた」とあるのは山城のことで、実際は「合戦祭りに参加した」とすべきでしょうね。
まあ、いいか。
というこで、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 伊東潤 at 2012年01月30日 04:56
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